ESXiから頻繁に送られるSNMPトラップvmwVmHBLost,vmwVmHBDetectedの抑制

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はじめに

VMware ESXi 6.7 Update3が2020年6月に稼働しました。SNMP Trapを上げるように設定していたのですが、監視マネージャに嫌がらせのように「vmwVmHBLost」、「vmwVmHBDetected」が届くようになってしまいました。該当MIBについてはこちらに詳しく述べられていますが、無視しても良さげだったので、以下のコマンドで該当MIBを飛ばさないようにしています。

esxcli system snmp set \
--notraps=1.3.6.1.4.1.6876.4.1.0.4,1.3.6.1.4.1.6876.4.1.0.3

VMware社のパッチリリースを見ていたところ、2020年8月20日のパッチにてPR2581524に合致してそうな雰囲気。サンプリング頻度が同期せずハートビートの到達率が次の計測までずれてしまった可能性があるとのこと。該当パッチを適用したところ、「vmwVmHBLost」、「vmwVmHBDetected」が全くTrapされなくなりました。

パッチのダウンロードから適用の手順を備忘としてまとめてみました。

パッチダウンロード

My VMwareにログインします。

ログイン後、画面左上のメニューより「製品」ー「製品パッチ」をクリックします。

MyVMwareパッチ選択

製品の選択で「ESXi(Embeded and Installable)」、バージョンの選択で「6.7.0」を選択し「検索」をクリックします。

パッチの検索

リリース名「ESXi670-20200800」から「ダウンロード」をクリックしてパッチをダウンロードします。

パッチのダウンロード

「ESXi670-202008001.zip」がダウンロードされます。

パッチ適用

データストアブラウザ等で「ESXi670-202008001.zip」をデータストアにアップロードします。全仮想マシンを停止し、メンテナンスモードを開始します。

SSHを有効にしてESXiにSSHでログインします。

パッチに含まれるプロファイルを下記コマンドで確認します。

esxcli software sources profile list \
--depot=/vmfs/volumes/datastore1/ESXi670-202008001.zip

コマンドの結果です。パッチのプロファイルは「ESXi-6.7.0-20200804001-standard」を使用します。

Name                              Vendor        Acceptance Level Creation Time        Modification Time
--------------------------------  ------------  ---------------- -------------------  -------------------
ESXi-6.7.0-20200804001-no-tools   VMware, Inc.  PartnerSupported 2020-08-08T04:13:17  2020-08-08T04:13:17
ESXi-6.7.0-20200801001s-no-tools  VMware, Inc.  PartnerSupported 2020-08-08T04:13:17  2020-08-08T04:13:17
ESXi-6.7.0-20200801001s-standard  VMware, Inc.  PartnerSupported 2020-08-08T04:13:17  2020-08-08T04:13:17
ESXi-6.7.0-20200804001-standard   VMware, Inc.  PartnerSupported 2020-08-08T04:13:17  2020-08-08T04:13:17

下記コマンドでパッチの適用を行います。

esxcli software profile update \
    --depot=/vmfs/volumes/datastore1/ESXi670-202008001.zip \
    --profile=ESXi-6.7.0-20200804001-standard

コマンドの結果です。「The update completed successfully,」が確認できればパッチの適用は完了です。

Update Result
    Message: The update completed successfully, but the system needs to be rebooted for the changes to be effective.
    Reboot Required: true
    ~

ここを参考にESXiを再起動します。

パッチ適用確認

SSHを有効にしてESXiにSSHでログインします。

プロファイルが適用されているか、下記のコマンドで確認します。

esxcli software profile get

コマンドの結果です。「ESXi-6.7.0-20200804001-standard」となっているのを確認します。

(Updated) ESXi-6.7.0-20200804001-standard
Name: (Updated) ESXi-6.7.0-20200804001-standard
    Vendor: xxxxxxx
    Creation Time: 2020-09-30T00:58:45
    Modification Time: 2020-09-30T00:58:52
    Stateless Ready: False

Host Clientでビルド番号が「16713306」であることが確認できたらパッチ適用終了です。メンテナンスモードを終了して仮想マシンを起動してください。